SAT療法によるイメージ療法

◆SATとは、筑波大学名誉教授、ヘルスカウンセリング学会長である宗像恒次博士が開発されたこれまでにない新しいイメージ法を使います。短時間、短期間に問題を解決できます。

 

構造化された(Structured)

ひらめき(Association)を利用した

技法(Technique)の略です。否定的な感情をコントロールし、右脳のひらめき、連想、直感を生かし本来の自分に気づき、自分らしい生き方を目指すものです。

 

 

◆SAT療法は、考え方を先に変えるのではなく、「感じ方」を変える心理療法です。ストレスに伴う感情痛としての身体違和感を光イメージ、顔表象刺激、リズム刺激、皮ふ刺激などを用いて情緒安定物質のセロトニン分泌を高め、身体良好感にかえます。ストレスに対する「感じ方」を変え、ストレスをしなやかに乗り越えるレジリエンス(復元力)を高めて、ご本人の問題の自己解決を促します。

 

 

◆SAT療法は科学的理論に基づいたセラピー、カウンセリングを実施する為

①気質チェクリスト

②ASRS-V1WHOチェックリスト

③Baron-Cohen AQチェクリスト

④宗像の13項目チェックリスト

を用います。

 

 

何よりもクライエントご本人の意思を大切にお話させていただきます。

 

 

    SAT療法上級ヘルスカウンセラー

            前之園 由紀子

 

 

 

 

 SAT療法は厚労省ホームページ

「こころの耳」のこころの相談者の欄にもヘルスカウンセラー

として紹介されています。 

 

  

詳細はヘルスカウンセリング学会 http://www.healthcounseling.org/

 

筑波大学ベンチャー

株式会社 SDS

http://www.kksds.com/

 

SAT療法の内容

【気質について】①

 人格気質:循環気質、粘着気質、自閉気質

 ストレス気質:執着気質、不安気質、新奇気質

 クライアントが持つ遺伝的気質について説明します。

 また気質をいかした人との関わり方について助言します。

    

【チェックリストについて】

 ②③④のチェックリストを用い、クライアントの特性や考え方、感じ

 方の傾向を判断し、どこにストレスの問題があるのか判断します。ま

 た病歴を伺い、心と身体の関わりについて説明し、その方にあった助

 言をします。

 

 

 【光イメージ法】

 私たちはストレスを感じたり、嫌な人の顔をみると肩こりや胸がギュ

 ッとしたり、ドキドキしますね。これは脳の扁桃体と言う部分が反応

 してノルアドレナリンやグルタミン酸が分泌され細胞内にプラスイオ

 ンが流入します。

 SATイメージ療法では中波長の500~610nmの暖色系の光を見て、

 またはイメージすることでマイナスイオンを取り組み興奮を抑制

 し、リラックさせることができるのです。

 (この方法はアメリカで科学的に証明されています) 

 

 

 【キメラ細胞とは】

 私たちの身体に存在する他者細胞のことをいいます。輸血、臓器移

 植、粘膜接触とうで私たちの身体に入ってきて他者細胞がすみつくの

 です。妊娠中の母子間でも同様のことが起きます。キメラ細胞はノル

 アドレナリンの受容体を持っているのでストレスに対しての反応が大

 きいのです。

 

 キメラについては

 「サイエンス2008年5月号」参照

 キメラは3世代に渡って身体に生き続けることも、細胞はそれぞれ感

 情を持つこともわかっています。

 

    

【代理顔表象法】

 光イメージ法は一時的には効果がありますが、24時間光を見続けるこ

 とは不可能です。

 嫌悪顔を見た時は脳の扁桃体にある顔反応性細胞が反応し、大脳の下

 部にある紡錘状回が共感してしまうのです。そこで代理顔表象の中か

 ら笑顔や、やすらか顔を選び見ることで、キメラ細胞の興奮をコント

 ロールし穏やかで前向きな感じ方、考え方に変わっていくのです。

 

【光景イメージ法】

 特にトラウマの大きい方、祖先の問題を解決したい方に有効です。

 祖先の時代の不幸なイメージを幸福なイメージに変え、現在生きてい

 るご自分の感じ方考え方が前向きに変わります。

 

 

【セラピー手順】

 過去の問題、現在の問題、チェックリスト、身体症状からまず解決

 し、その後祖先の問題も捉え祖先から伝えられたマイナスイメージを

 プラスイメージに変化させていきます。

 

 最後はご自分でストレスをコントロールできる方法をお伝えしてセラ

 ピーは終了します。